画材について

画材についてのあれこれ〜大体知っておくと良いこと



画材を選ぶに当たっては、まず始めに、自分がどんな絵を描きたいのか(写実的なものか、抽象的なものか)、どんな絵の具を使いたいのか(透明水彩か不透明水彩か)などを一応きめておくとよいでしょう。このサイトでは主に透明水彩絵の具を使い、花の絵を描くという前提で話をすすめて行きたいと思います。

管理人(私と書くことにします)の場合で言いますと、自分の好みや必要、また慣れてきたために使いやすくなった画材など、時の流れと共に使うものが違ってきています。おそらく、始めの一歩の水彩画の方も同じように、必要や好みが変化することでしょう。

最初の段階で真剣に、水彩画をやるのだ!と決めている方は別にして、ちょっと試してみたいと思っている人は、沢山の画材など用意する必要はありません。基本的に赤(Alizarin Crimson),黄(cadmium lemon)、青(phthalo blue)など三色を用意すれば、あとの色は作ることができます。実際作った色は美しいと思います。ただ、この三色、選んだ色によっては、単色では分かりにくいときもありますが、混ぜていろを作った場合、色具合が大分違ってきますので、余裕のある方は異なった別の三色を用意すると面白いかもしれません。セットになった絵の具は、基本色が入っているというよりも、いろいろなきれいな色が入っているので、混色するのに良いかどうかは、判断に困るところです。

筆はスタンダードなところでは、まる筆と平筆、そしてパレットとスケッチブックで主なものが揃います。その他のものは、ご家庭にあるものを使えば十分でしょう。鉛筆(削る必要の無いシャープペンでも)、消しゴム(練り消しがお勧めです。)は用紙の正面を削ってしまわないようなものを使います。イーゼルはあっても無くても、ただの板と30度くらいの角度でそれを立てかけることができるものがあれば、代用できます。画用紙用を板に張っておくテープなどもあると便利です。ホワイトマスクは用紙の白をそのまま残したいときに使う液体状のものですが、初心者としては、いらないかもしれません。描いていく中、欲しいと思ったときに購入すればよいでしょう。ティシュペーパー、水をいれるもの(ヨーグルトの入れ物など、ふたが付いていて便利)などです。あっ、そうそう海綿があるといいかもしれません。ベンケイソウなどのあの感じを出すときなどにちょっと使うと効果的です。

野外で描くときと自分の水彩がコーナーで描くときとは少し画材なども違ってくるかもしれませんね。画材についての続きでは、絵の具、用紙、筆に分けてみていきます。

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